前回、娘がRSウイルスに罹患、と書きましたが、結局4日間保育園をお休み。
今日金曜日に治癒証明をもらい、来週月曜日から登園できることになりました★
仕事はほとんどお休みとさせていただきましたが、最低限の仕事はスキマ時間にすることができました。
また、Skypeチャットで同僚と仕事の話も、ちょっとした雑談ができるのも救われました。
当たり前ですが、子どもが家にいて、起きているのに仕事をするのは難しいです。
仕事をする相手にも、お給料をいただく組織にも、そして子どもにも失礼だよなあと思います。
(だから寝てる合間に…と思うんだけど、娘が非日常に興奮して昼寝もしない…。ちょっとイライラしてしまい、反省)
オフィスがなくて、全員が在宅勤務、パソコンがあればどこでも仕事ができる!というこの働き方についても、おいおい書いていきたいです。
***
さて、前回の記事「産後って『聞いてなかった!』のオンパレード」へ、たくさんの「いいね!」をいただき、ありがとうございました☆
(まだ読んでない!という方は、よろしければ先にこちらから!)
前回、産後には専門の「リハビリ」が必要ということをお伝えしました。
産後ケアのプロフェッショナル、NPO法人マドレボニータでは、
その「リハビリ」ができる場として、
全国約50カ所で「産後のボディケア&フィットネス教室」というのを開催しています。
今日はそのお教室についてと、なぜそれを受講してほしいのか(しかもできれば早めに)の私見を綴ります。
お教室は、1回2時間、毎週1回、全4回の1か月間のコースです。
プログラムは3本の柱で構成されています。
(1)バランスボールを使った『有酸素運動』
産後の体にも負担をかけずにできる運動で筋力と持久力をつけます。
(2)”私”を主語にして語る『コミュニケーションワーク』
体を動かすと、誰かと話したくなる!
じっくり人の話を聴き、聴いてもらう久々の感覚…。
そして明日が考えられない今だからこそ腰をすえて「これから」に向き合う。
(3)自宅でできる、自分の体を整える『セルフケア』
平らなお腹の作り方や肩こり解消法、
そしてぐっすり眠れる呼吸法(←私のイチオシ!眠りの質が変わる一生モノのスキル)など
週を追ってかわっていき、4回でムリなく産後の心身のケアができるようになっています。
そして4回で卒業!
「この4週目だからこそ出てくる笑顔を『当たり前』『元気なお母さんが結構なことですね〜』と思わないでほしい」とマコさんがプレゼンするたびに、目頭が熱くなります。
ほんと、そうなんです!
この写真は、私が所沢クラス(担当は永田京子インストラクター。現在第2子育休中★)にお邪魔して撮らせていただいたものです。
なお、生後210日以内の赤ちゃんは、同伴できます。
中央にキルティングマットを敷き、そのマットを囲むようにエクササイズやワークをします。
オムツ替えや授乳もその場で!
赤ちゃんが母親を呼んだ時にはすぐに抱っこ★
抱っこしながらバランスボールエクササイズもできます。
とっても喜ぶし、便秘が治ったり、気持ちよくて寝てしまう子も多いです。
安全な抱っこの方法もインストラクターが教えてくれます。
また、同じ月に集まった仲間は、ともに体力を取り戻し、語り合うことで深い絆が生まれます。
子どもではなく自分の話ができる、まじめな話ができ、しっかり突っ込んでくれるような仲間が地元にできるって、心強いです☆
***
この、通称「産後クラス」は産後2ヶ月から参加できます。
1か月検診で母体に問題がなく、お医者さんに運動の制限などをされなければ、
そのタイミングで「さあ申し込もう☆」と思い出していただけるといいのかなあと思います。
あと、これも声を大にして言いたいのですが、
帝王切開でも、お医者さまに特に制限されていなければ大丈夫☆
実際帝王切開出産のかたも多数参加されてます!
(不安なことがあれば、受講を検討中のお教室のインストラクターに相談してみてくださいね)
クラスの内容やよくある質問などについては、
マドレボニータの公式サイトに、より詳細でわかりやすく書いてあります。
↓
★おすすめのページ(全て公式サイト内)★
産後のプログラムについて
プログラム実施の様子
全国のお教室のご案内
よくあるご質問と回答
また、実際のお教室の様子は、各インストラクターがブログで写真つきで報告しています。
上記の「全国のお教室のご案内」からインストラクターブログへリンクが貼ってありますので、
ご近所の教室を担当している人とか、ちょっとブログを読んでみてこの人好きかも…という人(エリア問わず)のブログをぜひちょくちょくチェックしてみてください☆
で、ここからがある意味本題。
せっかく私個人のブログなので、日々公私問わず産後クラスをご紹介している中で感じていて、うまく伝えられてなかったなあということを、「反応あるある」に則して、自分の体験もふまえて書いてみます。
例えば…
「まだ赤ちゃんと2人きりで出かけるのが不安。バスや電車に乗るなんて!」と受講の時期を迷う…
↓
わかります!私が最初に受講したのは産後2ヶ月半でした。おっかなびっくりでかけたときのことが忘れられません。
でも、回を追うごとにその大変さが減っていくのがわかりました。もちろん慣れもありますが、これはエクササイズで体力を取り戻したことが大きいです。
あとはワークやクラスを通して、さらにクラス後のランチでたくさん大人と大人の会話をして精神的にも自分が立て直せたからだと思います。
そうすると、それ以外の活動も活発に前向きにできるようになりました。早くにリハビリできたお陰で、そのそばからどんどん新しい情報が入ってきて、それに臆せず参加できたり、逆にこれはいらないな…という判断もできました。
そのタイミングで出会ったことには、今の自分につながっているという大切な機会も含まれていました。
そういう意味でも、早く受講してみてよかったです。
「出かけられるようになったら通う」ではなく、「出かけられるようになるために通う」のです〜★
また、「他の赤ちゃん連れのならいごとで行ってみたいのもあって、スケジュールや予算が…」というのも。
これは個人的な考えですが、「リハビリ」と「ならいごと」は別物かな〜と思います。
優劣とかではなくて、別のもの。
誤解をおそれずいうなら、同列で比較するものじゃないんじゃないかな〜と。
もしせっかくならいごとをやるなら、体力をつけて、自分やその周りの環境を客観的に見られて、家族とコミュニケーションをとれるようになってからやったほうが、何倍も楽しめるし、身に付く気がします。
また、上記の話とかぶりますが、本当にそれが必要かどうかというのも判断できるようになります。心がブレなくなるということでしょうか。
とにかく、まず最初にやって欲しいのがリハビリ!ということなのです。
24時間ノンストップの赤ちゃんのお世話という「激務」には、体力があって、心も健康でないと立ち向かえないし、ましてや楽しめないです。
これって、一般的な「仕事」で考えれば当たり前のことですよね?(私もクラスに参加して、インストラクターのみなさんが発信しているものを読んでやっと気付いたことだったので、偉そうなこと言えないんだけど…)
だから、産後クラスは決して出産をがんばったご褒美とか、道楽とか、贅沢とかではないんです。
(残念ながらそう思ってるパートナー、そう思ってパートナーに遠慮してしまう産後女性がいます…)
(残念ながらそう思ってるパートナー、そう思ってパートナーに遠慮してしまう産後女性がいます…)
赤ちゃんのためでもあるし、家族のために真剣に取り組むことなんです。
もちろん、これから続く「母となった自分」の人生のためでもあります(そして、その姿を子どもが見て育つ!)。
妊娠中、お腹の赤ちゃんや自分の体や安産のために「いいこと」をいろいろやったり買ったりしますし、産後も母乳の出をよくするために食事に気をつけたりします。
それと同じように「産後のリハビリ」を必須項目くらいにスケジュール的にも、予算的にも組み込んでもらいたいなあと願っています。
ここまで書いてみて、やっぱり何につけても先立つものは「体力」だ!と気付きました。
実は、私は「体力」って産後まであまり考えたことがありませんでした。
「体力あったほうがいいよね?」と聴かれれば当然否定はしなかったと思いますが…。
今になって過去を振り返ると、「あのとき『体力』があれば違ったかも」と思うことが多々あります。
そして体力は温存できると思っていました。
先に疲れそうな予定があるなら、なるべくそれまでは疲れないようにしようと思っていました。
でも、体力って温存できないんですよね。
体力付けるには、適切な運動が必要。
気持ちが行き詰まったり、気持ちがぶれぶれのときこそ体を動かす、ということも…。
今は意識的にいろんなクラスに行ってみたりしますし、同僚も「運動してきなよ!」と声をかけてくれます。
あーもっと早く知りたかった!
でも産後にそれを知り、実感できたことは、
これから産後が遠くなっても活かせる大切な糧となりました。
そんなの知ってるよ!という人も、「産後」と「体力」と「運動」ってつながってなかったという方も多いのでは?と思います。
どうか、これを機会にお見知りおきを★
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
ぜひ、あなたが「笑顔で産後を過ごしてほしい」と願う人やその周りの人に「『産後ケア』考えてる?」と聞いてあげてください!
今後は、約3年前の自分の産前産後でのマドレボニータの出会いや、マドレボニータの本についての個人的な書評(って上からですね…)などなどを綴っていきたいと思います★
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