37週0日〜41週6日の間に8割の赤ちゃんが産まれるそうです。
そんなわけで、もうこの投稿が「サンゴノソナエ」最終回になるかもしれません。
ここ最近でやった準備としては…
★入院セットをつくる
これはほんとは29週くらいからやっておいたほうがよかったそうですが…。
分娩する産院でもらったリストを参考に、出産〜入院中〜退院までに必要なものを、
入院するときにさっと持っていけるようにバッグにセット。
産院に準備してもらえるもの(つまり分娩費用に含まれているということですが)と、
事前に準備して持参するものがあって、それが産院によってもちょっと違います。
あとは指示はないけど、自分が持っていきたいものもありますよね。
私の場合は、バランスボールとか(陣痛逃しに弾めたらなあ、と思ってます)。
日常でも使っているものは今からバッグにいれておけないので、
それもリストにしておきました。
これで陣痛の合間にあまり考えずに準備できる…はず。
そういえば、退院時に自分が着る服というのももちろん持ち物に含まれるんだけど…。
1人目出産のときは妊娠前に穿いていたジーンズ(ちょっとゆったりめ)を持っていったのにぜんぜん入らなくてショックだったなあ。
今回はもちろんマタニティのボトムズにしますが、つまり今現役まっさかりなので、こういうものはあらかじめバッグに入れておけないわけですねw
★結婚指輪をはずす
これも産院によっては妊娠6ヶ月くらいで外すように指示してくれたりするようなのですが。
ここにきて浮腫(むくみ)に悩まされており、結婚指輪が痛い〜となって、苦戦しながら何とか外しました。
外した後に検索してみたら、
帝王切開などの手術の場合は、原則指輪など金属は全て外さなければならないそうです。
今のところ帝王切開ではないけど、何らかの事情で緊急帝王切開になる可能性は誰でもあります。
そのときにいざ外そうとして、むくみなどで外れないと指輪を切ってでも外すことになるとのこと…!
何とか気付いて外せてよかった…。
指輪を切るのももちろんいやですが、切るにしたってそこで何分かロスするって危険ですよね。
知らなかった私もよくないですが、もう少し常識として産院で案内してもらえたら…母子手帳に書いてもらえたら…と思いました><
★消耗品のストック購入
既に何度もブログで書いている通り、産後約1か月は外出できないので、
向こう1〜2か月でストックが切れそうなものは購入。
もちろん買ってきてもらったり、代わりに通販で注文してもらうこともできるけど、
確実にそうなるとわかっていることなら今のうちに…ということで。
買ったのは使い捨てコンタクトレンズ、洗顔料、化粧品、洗剤、シャンプー類など。
調味料もお酢や油のストックを早めに買ったり、切れた醤油はいつもより大きめのを買ったりしてみました。
普段も発生している出費だけど、ちょっとまとまると金額大きい。しかも買ってうれしいものじゃないし><
でも、チリツモながら、その分産後が少し快適になるはず…。
***
さてさてようやく本題ですが、
前回、前々回で紹介してきた『産褥ヘルプ』の準備も大詰めということで、
やっと「ヘルプ表」をGoogleドライブにアップして、ヘルプをしてくださるメンバーに公開しました!
産褥ヘルプとは…?という方は、よろしければ2つ前の投稿「サンゴノソナエ:産褥ヘルプの2大誤解と産前準備(その1)」からお読みいただければと思います。
なぜ「ヘルプ表」が必要なのでしょうか?
産褥期、いろんな方に家に来ていただいてヘルプをしてもらうのですが、
- この日はどんな予定になってるのか?
- 誰がいつ来てくれるのか?(逆にどの日が今のところ誰も来る予定になってないのか?)
- それぞれの日にお願いしたいヘルプは何か?
- 近況はどんな感じなのか?(母乳のために食事制限してるかどうかや上の子の様子など)
…というようなことがわからないと、どの日に行けば助かるのか、行ってもいいのか、
どんなことをすれば一番助かるのか、わからないですよね。
↑
手伝いたい気持ちがあっても、なかなか産褥期のうちにヘルプに行けないのは、
実はこの情報がわからないから、というのも大きいのではないかと思います。
もちろん夫がマネジメント担当として状況を把握して、ヘルプしてくれる人それぞれからの問い合わせに対してやりとりをしてスケジュールを埋めていく…ということもできなくはないです。
でもやりとりが煩雑ですし、そのやりとりが他のヘルプしたいメンバーから見えません。
決まっていることは問い合わせを受けなくても、ある場所に公表しておけて、ヘルプメンバーがそれを見て確認できたり、自分の意向をそこに入れておけば夫も他の人も見られる…となっていたら便利です。
そんなわけで、マドレ式産褥ヘルプでは「Googleドライブ」を使って、ヘルプのシフト表や必要な情報をヘルプメンバーにネット上で公開します。
スプレッドシート(Excelに代表される、表計算シート)で作った表をネット上に共有して、URLをヘルプメンバーに伝えます。
メンバーはパソコンやスマホからそのURLにアクセスして、予定を確認したり、自分が行ける日を書き込んだりします。
ヘルプの後に振り返りや申し送りを書いておくと、夫も状況が把握できるし、翌日以降ヘルプに行く人の参考にもなります。
膝をつきあわせて1枚の表に書き込んでいく感じ…Googleドライブなら、そんなことがネット上で、特別なソフトをインストールせずにできます。
「Googleドライブ」GmailなどGoogleのアカウントをもっていればすぐに作れますし、アカウント持っていなければ無料で作れます。作った表はアカウントを持っていない人でも見られる設定にすることも可能。
http://drive.google.com/
シートは表計算ソフトのように何枚か横に並べていけるので、
シフト表の他にこんなシートを作っておくとよいようです。
- お願いしたいヘルプについて
- 家族の情報(上の子の性格や食べ物の嗜好、自宅までのアクセス情報など)
- 上の子の保育園情報
- ヘルプメンバー自己紹介欄(簡単な自己紹介と、主にヘルプにこれそうな曜日や時間帯、できそうなヘルプ、旅行や仕事などでNGな時期などの情報)
とはいえ、どんなものか、文章だけではちょっとイメージしづらいかも、ですよね。
実際のシートをブログで全世界に公表してしまうわけにはいかないので、
ヘルプ表の記入例の欄のスクリーンショットを載せてみます(横長なのでちょっとみづらくてすみません。クリックするともう少し大きいのが表示されます)。
例えばこれは「産後12日目」を想定した例。このような行が産後1日目から産褥期終了までタテに並んでいくわけですね。
なお、この項目もこれが「決まり」「正解」ではなく、今までの経験と我が家の事情からこんな項目があるといいのかなあ…というのを現時点で想定して作ったものです。
ヘルプを進めながら増えたり減ったり書き方を変えたりするかもしれません。
文末にご紹介している『産褥記3』では、もっと詳細な表が掲載されていますので、ぜひそちらをお読みいただきたいです!
ちなみに、産前の今は夫を中心に、私もこのシートの編集などをしていますが、
出産後、産褥期本番は、産婦はアクセス厳禁!(パソコンやスマホを見ると目によくないからです。視力低下も招きますし、視神経を刺激して、子宮の戻りなど産後の母体の回復を妨げるそうです)
このシートを介してヘルプメンバーとのスケジュール調整をするのも、このシフト表に入力されて決まった予定を産婦に伝えるのも夫の役目です。
もっと詳しく知りたい!自分たちでもやってみたい!という方は、
NPO法人マドレボニータで出版している書籍があるので、そちらをぜひお読みください☆
書籍の利益は、「産後ケアが当たり前になる社会」をめざすマドレボニータの活動のために大切に使わせていただきます。
『産褥記2』…この産褥ヘルプをはじめた吉田紫磨子(マドレボニータ理事/産後セルフケアインストラクター)の第3子の産褥期のヘルプの記録 →マドレボニータのオンラインストア『マドレストア』で好評発売中★ |
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『産褥記3』…2014年7月末に完成したばかりの新刊!吉田紫磨子の第4子の産褥ヘルプの記録に加え、他の人の産褥ヘルプ体験談も掲載★ →こちらも「マドレストア」で販売開始しました! |
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