今は友だちが妊娠したと聞けばいろいろお節介をやき、
そのお節介を産後まで続ける私ですがw
実は初産の前後は何にも知らなかったので、今思うと、文字通り「まるごし」で産みました。
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妊娠3ヶ月の頃にマドレボニータのことはラジオで聴いて知っていたのに、です。
出産後に赤ちゃんと出かけられる教室があるらしい、としか認識できませんでした。
当時もそれなりにネットで検索するリテラシーも環境もあったはずなのに。
妊婦から通えるクラスがあることも、『産後白書』も『産褥記』も知りませんでした。
それくらい妊婦さんに「産後」へ関心を向かせるのは難しいという最も身近な教訓です…。
思い返せば、
足首まるだしだったし、産婦人科にもパソコン持ち込んで、「出産しました☆」連絡をmixiメッセから送りまくってました…。
妊娠中運動もしなかったし、退院直後から沐浴してたし、
里帰りを4ヶ月して、ときどきものすごくイライラして、
そんなイライラする自分に罪悪感をおぼえて、そろそろ帰ろう…ということになり、
里帰りから戻ったら戻ったで「これからどうやって生きていこう…(大げさに聞こえるかもしれないけど、本当にそんな気分)」と部屋の中で呆然としていました。
まさにこんな感じ。
↑現在NPO法人マドレボニータで年間5万部!を目指して普及活動をしている啓発リーフレットの挿絵より。うーん、こんな状態だと客観的に認識すらできてなかったな…。
今回は、もちろん違います!「産後」まで見据えて備えるぞー!と思っています。
さらに、娘が保育園に通っているというのもありますが、いろんな人の手をかりて、夫婦で一緒に産褥期を過ごし、乗り越えたいという気持ちから、里帰りせずに産後を過ごす予定です。
実は、間があいたのは、2回目の産後を迎える覚悟がなかなか決まらなかったんですよね。
「産後」に関わる仕事をしているからこそかもしれません
(一方で、1人目の産後をこじらせることで2人目が欲しいけど踏み切れないというケースもいっぱいあると思います。また、2人以上自分たちが産むかどうかというのは別の観点もふまえ、各自が選ぶことだというのはもちろん大前提です)。
何がハードルだったかというと、
適切な産後の備えができるか、という不安とか、
夫婦だけの家族に子どもが1人増えただけでもこんなにがらっと変わった暮らし方や人生、そこにようやく適応というか、今なんかベストバランスかも…みたいな状況を崩す怖さとか。仕事も自分史上最高におもしろく。
それは夫側も同様です。
さらにマドレの人だからこそ「産後の過ごし方」のプレッシャーもないといったらウソになりますし(考え過ぎ?)
↑
もちろんこれは第一義ではなく、自分と家族の心と身体のため、というのが本質ですが。
そんな気になっていたことたちがさっぱりクリアになった!というわけではないのですが、
まわりで産後を迎える人たちに多く触れられる機会があり、
また夫もそれが見聞きできたり、相談できる仲間ができたりして、
よし、もし授かれるならがんばろうと思えるようになれたという感じかと思います。
まあ年齢的な事情もありますが…。
そんな経緯がありましたが、今のところ順調に来れておりまして、いよいよ7か月、そろそろ具体的に備える時期に入ってまいりました。
ということで、ほんわかマタニティ日記を書くつもりはもちろんなく(笑)、
なるべくこんな産後の備えをしました、ということを「サンゴノソナエ」シリーズとして具体的に書いていけたらなと思います。
が、7月第1週まで働きます!ので、どこまで書けるかな〜。
まずは先月、「にんぷクラス」に通ったので、そのことなどから書いていこうかと思ってますが…。
今日はここまで〜。
関連記事:
・産後って何が大変なの?→まあいろいろありますが…こちらで書いてみてます
・里帰りしないでどうするの〜?→例えば仲間同士での「産褥ヘルプ」についてはこちら
・なかなかない!妊婦さん向けに「産後」をわかりやすくまとめたリーフレット。無料ダウンロードはこちら
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